金堂 御仏と寳物 Sculpture

中尊 釈迦如来立像

国宝
平安時代前期

平安前期を代表する、堂々として均整のとれた榧の一木像である。本来は薬師如来として造像されたものである。特に朱色の衣の流れるような衣紋は漣波式と呼ばれる独特のもので、この様式を室生寺様とも称している。
光背には同じ印相の七仏坐像や宝相華・唐草文が華やかに描かれている。

光背部分

釈迦如来立像 左手

薬師如来立像・文殊菩薩立像

重要文化財
平安時代

文殊菩薩立像

薬師如来立像

金堂に安置されていた五体の立像のうち、本尊の両側に置かれているのがこの二体である。いずれも十世紀の一木造りで、大きさや作風に相違があり、江戸時代の中期に他の堂から移されたと考えられている。

十二神将立像

重要文化財
鎌倉時代

薬師如来の眷属として昼夜十二時に十二の方位を守るこれらの像は、頭上に十二支の動物を付ける。誇張された自由な姿態の表現は鎌倉中期の特色であり、その代表作といえる。
金堂には子神・丑神・午神・申神・戌神・亥神を安置している。

  • 子神

  • 丑神

  • 午神

  • 申神

  • 戌神

  • 亥神